株式会社atomis

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TECHNOLOGY

材料設計技術

  • 101,000種(2023年5月現在)からなる独自の構造データベースPOROS™を保有しています。結晶構造に起因する各種パラメーターのみならず、慣用名、コスト、ガス吸着性能、物理化学的安定性等の各種データも含まれており、より実用化に則した構造検索を実現しています。これらのデータを基に構造や機能をコンピュータシミュレーション、機械学習で予測し、目的に応じた最適な材料を設計します。
  • 微量サンプルで気体の吸着・放出特性や触媒活性などの物性評価を行い、求める性能にマッチした材料スクリーニングを行います。
  • 気体と多孔性配位高分子との相互作用や反応機構を解明し、材料の機能発現や改良につなげます。

量産化技術

  • 弊社独自の固相/半固相合成プロセス5種類を保有しています。一般的にラボスケールで検討されているソルボサーマル合成プロセスから、環境に優しく低コストな大量生産に適した製造プロセスを開発します。本社R&Dセンターにはパイロットプラントを設置しており、100 Kg/Batchまでの生産が可能です。
  • 粉末成形に必要な数多くの製造装置を保有しています。粉末、顆粒、ペット、フィルム、膜、ハニカムなどの形状に加工し、気体分離や触媒反応などのアプリケーションに応用します。
  • 他の材料との複合化や表面改質などの技術を開発し、材料の安定性や効率を向上させます。

評価技術

  • 京都大学で培った三次元多孔性材料の評価手法及び評価ノウハウを踏襲しています。
  • 三次元構造評価に関わる粉末X線回折装置、単結晶X線構造解析装置等を保有しています。
  • 多孔性材料の品質及び機能評価に関わる熱重量分析評価装置(加湿も可)、ガス吸脱着評価装置、混合ガス分離評価装置、高圧ガス吸脱着評価装置、蒸気吸着吸脱着装置、繰返し耐久性評価装置、ガスクロマトグラフ、高速液体クロマトグラフ、質量分析装置(固体も可)、レーザー粒度分布測定装置、電子顕微鏡、エネルギー分散型蛍光X線分析装置等を保有しています。
  • その他、配位子合成に必要な評価装置や成形品の物性評価に必要な評価装置も数多く保有しています。